はじめに
4年前にプロサッカー選手を引退し、ITエンジニアという全く違う業界に足を踏み入れました。
この4年間で挑戦したことや学んだこと、そしてこれからの展望をブログに綴ってみたいと思います。
セカンドキャリアでの4つの目標
プロサッカー選手を引退後、以下のような目標を叶えるためにIT業界に挑戦することを決めました。
- 自身で新たなサービスを立ち上げる
- セカンドキャリアをIT業界で築き、それを発信する
- 自由に過ごせる時間とお金を手に入れる
- サッカー界との関係を保ちながら、家族との時間も大切にする
経験したこと
1-2年目 コラボスタイル入社前
- 基幹系システムのリプレイスプロジェクトを経験した
3-4年目 コラボスタイルでの活動
- 社内のITマネジメントを主幹
- 社内のISMSをリード
- コラボフローの連携オプションサービスの開発
- サービスのインフラ業務(メンテナンス作業など)
- 北海道コンサドーレ札幌とのパートナー活動(コラボスタイルがコンサドーレ札幌のパートナーに)
この期間で様々なスキルが身に付きました。
ISMSの活動やAWSを中心としたインフラの知識、API連携の開発経験など、技術的な成果だけでなく、コミュニケーション力やビジネスマナーも向上しました。
これらのスキルは「自分が圧倒的に足りていない」と感じる毎日で、辛いことも多かったですが、経験を重ねることであまり気にならなくなってきました。
また、IT業界で働くことで物事を論理的に考えられるようになっていると感じます。
この様に自身が成長を実感できる環境で働けることは、大きなモチベーションになっています。
手が届いていない目標
- エンジニアリングスキルの習得
- 目指す収入の達成
- 新たな事業の立ち上げ
プライベートでの成果
リモートワークの利点を活かして、家族との時間も保つことができています。
具体的には、家族で一緒に食事をして、子供をお風呂に入れたり、送迎をしたりという時間を大切にすることができています。
また、サッカーを仕事にしたいという気持ちも持ち続けていて、コンサドーレのOB戦に参加したり、サッカー塾FC.Hooksを設立するなどスポーツに関する活動も継続しています。
これらの活動を通じてサッカー界との繋がりを保ちながら、メディアを通じて、アスリートとしての経験とITエンジニアとしてのセカンドキャリアを発信することができています。
メディア掲載
- 37歳、経験2年の元Jリーガーを採用 IT企業が古巣・札幌のスポンサーにまでなった背景:THE ANSWER
- 「JリーガーからITエンジニアへ」内村圭宏、“再起動”の舞台裏:SPORT LIGHT by doda(デューダ)
- 元Jリーガー、ITで挑む働き方改革 第二の人生はSE:日本経済新聞社
今後の展望
1. コラボスタイルのソリューションチームでの強化
エンジニアとしての経験を活かし、技術的な提案サポートなどをしながら、アライアンスを強化していく方針です。
また、イベントやセミナーの企画・開催も積極的に手がけ、IT業界での存在感を高めることを目指しています。
2. サッカー塾「FC.Hooks」の更なる発展
サッカー塾では、指導内容を改善しながら、育成の現場で感じたことを材料にして、よりよい育成環境をつくっていきたいと思っています。
目標はFC.Hooksから世界で活躍する選手を多数輩出することです。
また、将来的にはFC.Hooksのチーム化や事業化もやっていきたいと思っています。
3. アスリートのセカンドキャリアへの貢献
自身がIT業界へにチャレンジして活躍し、それを発信することでアスリートのセカンドキャリアの可能性を広げたいと思っています。
まとめ
35歳からITエンジニアとしてのキャリアをスタートさせるのは、とても難しい挑戦でした。
特に、自分の年齢と経験のギャップは大きな壁を感じました。
しかし、自分の目指すところは、単にエンジニアとして働くことではなく、IT業界で実績を残し、自分で事業を立ち上げることです。
今後は、コラボスタイルのソリューションチームにおいてITのスキルや知識をさらに深めて、業界内での価値を高めていきたいと思っています。
そして、自分の好きなサッカーの分野でも活躍できる場所を広げていきたいと思っています。