アカウント管理業務を効率化する

目次

はじめに

こんにちは。
私の住む福岡は、12月が近づいているにもかかわらず気温がかなり高かったのですが、最近やっと寒くなってきました。
寒くなると、水炊きと芋焼酎のお湯割りが最高に美味しいです。
さて、早速ですが今回は、どの会社でも苦労しているのが想像できるSaasのアカウント管理についてブログを書いていこうと思います。

やりたいこと & イメージ図

管理が大変なアカウント管理業務をコラボフローと以下のサービスを連携することによって効率化していこうと思います。

  • kintone
    • kintoneと連携することで、アカウントの台帳管理がとても簡単になります!
    • コラボフロー for kintoneというコラボフローのオプションサービスを利用することでプログラミングなど不要で、マウス操作のみでデータの連携を設定することができます。
  • HENNGE One
    • HENNGE Oneとの連携でシングルサインオンすることによって、アカウント管理に関わる手間が大幅に減少します。
    • HENNGE Access Control APIを利用することで、自動でアカウントを作成していきます。

コラボフローのフォーム

今回は次のようなアカウント発行申請フォームを作成しました。
「社員名」の虫眼鏡マークをクリックすると、kintoneで管理している「社員名簿アプリ」をマスターとして参照できるようになっていてとても便利です。

コラボフローの経路


 1. アカウント発行申請が出される
 2. 情報システム部門で、「作成するアカウント情報」を記入して承認される
 3. kintoneにコラボフローの申請データが自動で連携される
 4. 所属部署の部長に回覧がまわる
 5. アカウント発行申請が決裁される

コラボフローでの決裁をトリガーにWebhookを飛ばして、中継するプログラムによってHENNGE Access Control APIなど各サービスのAPIを叩くことを想定しています。

上記のWebhookの設定などについては、以前に書いたブログコラボフローで出力した帳票PDFを「Box」に書き出すなどを参考にしてください。

実際の動作

それではアカウント発行申請をだしてみます。
※今回はHennge Oneを経由してコラボフローにシングルサインオンしています。

以下のようなフローになっています。

  1. アカウント発行申請を出す
  2. 情シス部門で「作成するアカウント情報」を追記して承認する。
  3. kintoneにコラボフローの申請データが自動連係される
  4. コラボフローで決裁後にHennge Oneとコラボフローにアカウントが作成される
GIF画像

※アカウント発行申請が出されるまで少し時間がかかります、、、。

決裁後にHENNGE Oneとコラボフローにアカウントが自動で作成されて、作成したアカウントでサインできることが確認できました!

まとめ

今回の連携によって以下のようなメリットがありました!

申請・承認がスピードアップ

手順がシンプルになって、時間と手間を大きく節約できます。

自動化でミスが減り、効率アップ

データ連携とアカウント作成が自動化されて、手作業によるミスや漏れが減少します。

ID・パスワード管理が楽に

アカウント情報の管理と共有が簡単になって、セキュリティの向上にも大きく貢献する。

シングルサインオンで手間削減

HenngeOneと連携することで複数のアカウント管理に関わる手間が大幅に減少して、管理しやすくなります。

今回はkintone、HENNGE Oneとの連携を行いましたが、Webhookを応用すると他のさまざまなサービスと連携を行うことができるので、興味のある方は、ぜひ他の連携記事もチェックしてみてください。

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