コラボフローでマスター連携(PostgreSQL)を作成してみた

目次

マスター連携とは

外部データベースをマスターとして利用できる機能です。
以下の2ステップで簡単に作成が完了します!

  1. ColdFusionにてデータソースを準備する
  2. コラボフローにてマスター連携を新規作成する

それでは、設定していきましょう!!
※本機能は、パッケージ版専用の機能です。

1. データソースを準備する

外部データベースをマスターとして利用するにはColdFusion Administratorにてデータソースを準備する必要があります。ここではPostgreSQLを例に手順を説明します。

参考:マスター連携設定 – データソースを準備する

ColdFusion Administratorにログインする

  1. Webサーバーにログインします。
  2. ブラウザを起動して http://127.0.0.1:8500/CFIDE/administrator にアクセスします。
  3. パスワードを入力してログインします。

データソースを追加する

ログインしたら、左側のツリーメニューから「データとサービス→データソース」を選択します。

追加ボタンから登録画面に移動し、データソース名や、対象となるデータベース、サーバー名、接続ユーザー名等を入力して送信します。
データソース名はコラボフローから参照する名前にもなります。

これでデータソースの準備は完了です。
送信完了後、データソースの一覧でステータスに「OK」と表示されていることをご確認ください。

補足

コラボフローがサポートするデータソースの「ドライバ」は以下の2種類のみです。

  • Microsoft SQL Server
  • PostgreSQL

2. マスター連携の新規作成

ColdFusion Administratorで作成したデータソースをコラボフローから利用できるように追加設定をおこないます。
「マスター連携設定」を開き、「新規作成」をクリックすると「マスターの新規作成」ダイアログが表示されます。
「連携するマスターの種類」から接続するデータベースの種類を選択し、マスター連携名、ColdFusionパスワードを入力して「接続」をクリックします。

参考:マスター連携の新規作成(データベース)

データソース選択

ColdFusionに接続が成功するとデータソースの一覧が表示されます。
事前に作成したデータソースを選択し、データベースへのログインIDとパスワードを入力して「接続」ボタンをクリックすると、連携対象にするテーブルを選択できるようになります。

ラベル設定

テーブルを選択すると、下図のように選択したテーブルのカラム情報が表示されますので、必要に応じて「ラベル」を設定し、「設定する」をクリックします。

作成したマスターはフォーム設定からマスター連携パーツを配置して利用します。

制限事項

参照対象のテーブル名とカラム名について

  • 半角英数字およびアンダーバー(_)以外のテーブル名やカラム名は、参照する事が出来ません。

PostgreSQLと連携する場合

連携するマスターに「PostgreSQL」を選択した場合は以下の制限があります。

  • アルファベットの大文字を含むテーブルとは連携できません。
    対象テーブルに表示されますが、連携に失敗します。

回避方法1:PostgreSQL側でテーブル名を小文字のみに変更します。
回避方法2:該当テーブルを含む小文字名のビューを作成し、対象テーブルに指定します。

  • アルファベットの大文字を含むカラムとは連携できません。
    テーブル名が小文字でも、カラム名(列名)に大文字を含むカラムがあると、連携に失敗します。

回避方法1:PostgreSQL側でカラム名を小文字のみに変更します。
回避方法2:該当カラムに対して小文字だけの別名を定義したビューを作成し、対象テーブルに指定します。

  • アルファベットの大文字を含むカラムとは連携できません。
    対象テーブルに表示されません。

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